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鳥飼です。
鳥取県代表のホームランで僕が記憶するかぎり「強烈な当たり」だったものは3本あります。その動画をご紹介する記事を続けています。すでに2本はご紹介しました。
今回は、2006年夏の倉吉北の本川翔太(もとかわ・しょうた)選手のホームランの動画です。
~~~ 目次 ~~~
2006年夏の、倉吉北の本川翔太選手のホームラン動画
以下がその映像です。(1:28くらいから)
どうでしょうか?
強烈ですね。この年の倉吉北は、強打のチームでした。4番打者の峯村公章選手を中心に、鳥取大会で打ちまくってました。で、甲子園でもその打撃は健在でしたね。長野県の松代高校を相手に15本のヒットを打ちました。
試合自体はミスが重なり、最終的には延長でサヨナラ負けしてしまいましたが・・・
でも、それでもやはり、倉吉北の打撃は素晴らしかったです。これぞ倉吉北という野球でした。それはいい意味でも悪い意味でも、です。
「悪い意味」の部分を挙げると、バントミス、牽制ミスなど、細かいことでミスを重ねてしまいました。
倉吉北といえば、多くの人はやはり80年代前半の、「山陰の暴れん坊」のイメージが強いと思います。で、まさにこの「山陰の暴れん坊」時代の倉吉北は、細かいことが苦手でした。細かいことは捨てて、圧倒的な打撃力で勝負していくタイプでしたね。
なので、2006年の倉吉北が細かいことでミスをするのを見て、僕は「山陰の暴れん坊」時代の倉吉北を思い出しました。
負けてしまったのは、残念でしたけどね・・・
最後の、森本卓也投手の号泣にはこっちももらい泣きしたものです。
個性的でとてもいいチームでした。バッターの構えも、ピッチャーのフォームも、それぞれ自由な感じがしましたね。
たとえば2番の長田修一選手の構えは、背中を向けて顔だけこっちを向いているような、不思議な構えでした。また、宮里貴之投手の投げ方も独特でした。マウンドを蹴り上げるようなフォームでしたね。甲子園では投げませんでしたが、鳥取大会では躍動していました。
本川翔太選手のホームランは、2006年夏のホームランの中で一番「強烈」です!
さて、この本川翔太(もとかわ・しょうた)選手のホームラン。左打ちでバックスクリーンに放り込んだのでかなり驚きましね。この大会では、大阪桐蔭の中田翔選手が注目されていて、横浜相手にホームランを打っていましたが、正直、当たり自体に注目してみると、本川翔太選手のバックスクリーンのホームランの方が上かな、と僕は思いました。
この大会で一番、いい当たりだったと言ってしまってもいいのではないでしょうか?
ご紹介したYouTube動画では、大会で出た全てのホームランを見れますので、ぜひ、他の選手のホームランと比べてみてください。あなたもきっと、僕と同じ感想を持つはずですよ!
本川翔太選手は、今、俳優をやっています。
こちらの記事でも書きましたが、本川選手は、今、俳優をやっています。主に舞台で活躍しているようです。
本川選手のホームランは僕の中でとても印象に残っているため、2006年の大会が終わった後も、僕はときどき、ネットで彼の名前で検索し、野球を続けているかどうか見ていました。
しばらく検索には出てきませんでしたが、2010年ごろからブログを初めていて、しかも俳優になっていたのでびっくりしました。と同時に、本川選手なら、俳優になってもおかしくないな、とも思いました。
というのも、かなりのイケメンなんです。しかも長身ですし、マッチョだし、ということで、カッコ良さではめったに見かけないくらい貴重な人ですね。最近はYouTubeで声が聴けるのですが、顔のイメージと同じ、イケボです。
なので、舞台だけでなく、映画などにもどんどん、進出してほしいな、と個人的には思っています。
本川選手は、倉吉の人
倉吉北は、県外の野球留学生が多いですが、本川選手は鳥取県の倉吉出身です。僕は、野球留学には賛成派の人間ですが、同時に、「生粋の鳥取県人がプロに行ってほしい」という思いも持っています。
つまり、野球留学生がプロに行ったとしても、それは「鳥取の野球のノウハウでプロに送り出した」とは言えません。やはり、小学校~高校まで、ずっと鳥取で野球をやってきた人がプロになってはじめて、「鳥取県にはプロ選手を育てるだけの土壌がある」と言えると思います。
そういう意味では、本川選手は小学校~高校まで鳥取の野球を吸収し、甲子園で活躍した人です。「鳥取野球、ここにあり」といった部分を見せてくれた人なので、期待していました。
つまり、プロになることを、ですね。
でも、たとえ活動の場所が「俳優」になったとしても、やはり応援していきたいな、と思っています。
俳優・本川翔太さんは今、公式ツイッターアカウントもあります。が、野球のことをクローズアップしていません。もっと、アピールしてみてもいいかな、と思います。あれだけすごいホームランを放ったんですからね。鳥取で育った野球を下地にして、俳優の場でももっと活躍してほしいな、と思っています。
みなさんもぜひ、注目してみてください!
(以下、俳優・本川翔太のツイッターアカウントです)
演劇ハイキュー‼︎
本当に大好き。
たくさんのスタッフやキャストの皆さん、応援して下さる皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
和久谷南高校の鳴子として生きる事ができて幸せでした。これからも続くであろう演劇ハイキュー‼︎をファンの一人として応援していきたいと思います!
— 本川 翔太 (@shota_motokawa) December 17, 2018
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